電力会社社員座談会(月刊チャージャー)

電力会社社員座談会(月刊チャージャー)

前のエントリーで、月刊チャージャーに掲載したリニア新幹線の記事を紹介した。その流れで、久しぶりにチャージャーのアーカイブを放浪してみたら、、、いやあ、われながら、面白い記事書いてるなぁぁ、と。ww

業界別覆面座談会。電力会社社員の「電気も会社も変化してるよ」は、2011年の2月に掲載された記事。

そう、東日本大震災の直前だ。

実は、3月号の『まずは疑って係』のコーナーでは、原発の核燃料最終処分をテーマに取材していた。残念ながら、原発事故後のゴタゴタで、アーカイブのリンクは消えてしまったが。。。

ともあれ、なんというか、神的なタイミングでの「電力会社社員座談会」だったのだ。

今にして思うと。。。

座談会の中で社員のみなさんが自ら認めているように、電力会社には「お役所体質」が染みついていた(いる?)ようだ。

4ページ目では、原発問題にも言及している。

当然、実際の座談会席上ではさらにいろんな言葉が飛び交っていたんだけど、記事にまとめる段階で僕が強調したかったのは……

「日本はきちんと原子力を学ぶ人材を育成しなきゃいけないはずなのに、東京大学や京都大学などでは「原子力工学科」っていう学科の名前が変えられちゃった」

とか、

「反対意見と対立して、業界が閉鎖的なのも問題かもね」

ってあたり。

ヒステリックで非論理的な「反対」は、事態を悪くしてしまうということを、日本の原発問題が象徴してる、と思う。

大震災で未曾有の事故が起き、かねて原発反対で、核燃サイクルなんてやめてくれぇと思っていた僕は、原発一辺倒の政策から脱却して、閉鎖的で不透明な原発行政が解剖されて、再生可能エネルギー開発に日本がぐぐっと舵を切る。。。と期待していたが。。。

残念なことに、ハシカのようにヒステリックな反対運動が高まってしまったせいで原発行政の秘密体質はなんだか元の木阿弥。

オープンで厳密な安全基準、なんてものは幻想になりつつあるのが残念だ。

安全を確保できる原子炉だけ運転しつつ、国を挙げて再生可能エネルギーなどの開発を進め、賢明で合理的な脱原発を、というのが、震災直後の僕の持論だった(ま、僕の持論で世の中は動かないわけなんだが)けど、どうも、日本はそれほど賢くないようだ。

原発は、もう動かせないと諦めて、天然ガスや石炭を確保して、再生可能エネルギー活用に向けて、なんとか突っ走って欲しいと願っている。

とはいえ、発送電分離すら暗礁乗り上げ状態で、なんだかなぁ、って感じだけど。

で。

気になるのが、先日の橋下慰安婦発言へのバッシングだ。

新聞からワイドショー、SNSのタイムラインまで、「従軍慰安婦や売春を肯定するなんてけしからん」という、社会派なんだか、フェミニストなんだか、ジェンダー論者なんだか、得体の知れない人たちのヒステリックな橋下批判があふれている。

あんまり気味悪いので、先日から何度もツイッターとかでつぶやいてもいるけど、まずは、件の記者会見での橋下発言をちゃんと見るべきだ。

橋下さんは、従軍慰安婦や売春を肯定なんて、ひと言もしていない。

批判している人たちは、ようするに橋下さんが嫌いってことなんだろう。

でも、だからといって発言をちゃんと聞きもせず、あるいは理解不足のままで「女性蔑視」とか騒ぐのは、痴漢冤罪とかに近い。

この会見で橋下さんが強調してるのは、むしろ「過ちは認め、言うべき事は言わなければいけない」という、ごくごく当たり前のこと。批判されるより、メディアや国をあげてきちんと議論して、東アジアの国々などとの関係をちゃんと考えていかなきゃね、ってことのはずなのに。おおかたの新聞などの論調も、ヒステリックな冤罪追求おばちゃんに与している印象だ。

原発も、憲法改正問題もそう。

国を滅ぼす元凶は、政治家の意思をもった発言ではなくて、理不尽でヒステリックで、どこにも出口をもたない「反対」だと思う。